■日中十分に睡眠をとっているにもかかわらず日中普通眠ってはいけない状況下で眠ってしまうこと。

■昼間の眠気映画館、講演会、会議、コンサートなど。

■重要な仕事中はもちろん、運転中も。

■自宅でくつろいでいるときでも。

睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome）

睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返し、その結果、起床時に頭痛がしたり、体がダルかったり、日中傾眠などのさまざまな症状が表れる疾患の総称です。

無呼吸は、ほとんどの場合上気道の閉塞によって無呼吸、低呼吸が起きるために発症します（閉塞型）。

＜閉塞の原因＞

■「形態的な異常：肥満に伴う上気道軟部組織への脂肪沈着、扁桃肥大、巨舌症、鼻中隔彎曲症、アデノイド、小顎症など

■機能的異常：上気道筋の活動度の低下など

下にあるような簡易の検査機器を用いて検査を行います。

睡眠中の呼吸状態、いびきの出現、血中の酸素飽和度を確認する事ができます。

鼻と指にセンサーを装着するだけですので、自宅で簡単に検査を行う事ができます。

睡眠時無呼吸症候群の確定診断を行うには、ポリソムノグラフィー（PSG検査）という眠り（脳波）と呼吸について調べる機械を使用します。体に検査用の端子をつけて寝るだけですので痛い検査ではありません。

■高血圧、糖尿病、心疾患、脳卒中を合併する恐れがあります。

■睡眠障害（⇒眠気）にともなう労働災害を引き起こしてしまう可能性があります。

（例えば、全日空の機長の居眠り運転、山陽新幹線の居眠り運転etc・・・）

まず始めに生活を見直しましょう。

ＣＰＡＰ（シーパップ）経鼻的持続気道内陽圧呼吸療法無呼吸症候群の原因である、気道の閉塞を鼻マスクを介して風邪を送り防ぎます。

現在、中等度以上の無呼吸治療の第一選択です。