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睡眠時無呼吸症候群・いびきの治療と検査

いびきの音は本来、耳鼻咽喉科領域の気道（上気道）の睡眠中の狭窄音ですから、いびきをかけば、少々日中眠くなる、朝の寝覚めが悪いなど多少の睡眠障害も存在する筈です。しかし、睡眠中の呼吸障害や、睡眠障害を訴えてくる人は少ないようです。例え少々眠くてもいびきの音を消すことの方が大事なのでしょう。

女性のいびき音は男性のいびきとは悩みが違い、ある意味非常に深刻な問題です。

当院では、御希望により女性医師が対応しますので、悩みや要望、生活環境も含めた様々な事を遠慮なくご相談下さい。

更年期障害、甲状腺機能低下症などが原因の場合は薬物治療も可能です。 そうでない場合は主流はマウスピース、その次に外科的治療になります。

ＣＰＡＰ療法の場合もありますが、軽症の場合が殆どである為、ＣＰＡＰ療法に至らないことが多いようです。

マウスピースでいびき音が消失するならば、マウスピースを填めたような形態に咽喉や下顎を手術すればよいわけですが、多くの場合そのような形態にするには非常に大きな手術となってしまいます。

最近まで、しっかりいびきを無くそうと思えば大きな手術を敢えてしなければ成らなかった時代でした。

その後出現したレーザー、高周波治療は比較的、患者様に負担の少ない治療です。 しかし、いびきの音は軽減しますが、完全に消失させることは困難なことも多いようです。

マウスピースは根治的な手術やレーザー、高周波治療と同等、もしくはそれ以上の効果をもたらすことが明らかになっています。

マウスピースは数年前から保険適応になっていますので、いびきに伴う睡眠時無呼吸症候群が軽度であればファーストチョイスとして、マウスピースをお勧めしております。